夏から秋へ。畑は次の季節の支度へ
我が家の畑では、トマト、ナス、キュウリなどの夏野菜が最盛期を迎えている。一方で、役目を終えた株の片付けも始まり、畑は早くも秋野菜の植え付け準備へと移っていく。
今年のカボチャも順調に育ち、まもなく収穫の時期を迎える。
秋から冬、そして春へ続く種まき
秋の主役は、大根と白菜だ。
11月末までにしっかり育てるため、白菜はお盆の頃に種をまき、大根はその直後に直播きする。どちらも遅くとも9月10日までには種まきを終える。
秋の味覚であるいんげん豆は8月中に、真冬の食卓を支えるホウレンソウ、小松菜、春菊は9月中旬までに種をまく。5回目の種まきになるキュウリも9月初旬までなら十分間に合う。
10月に入ると気温は一気に下がり、野菜の生長は緩やかになる。だから秋の畑仕事は、まさに時間との勝負だ。
そして畑の時間は、すでに来年の春へ向かっている。
- 9月中:5月収穫の「かき菜」
- 9月末:6月収穫のタマネギ
- 10月:5月収穫のサヤエンドウ
失敗を糧に、来年への雪辱を期す
「種をまけば育つ」ほど、農業は甘くない。
今年は管理が行き届かず、レタス、枝豆、オクラで発芽不良となり、完敗だった。
この悔しさは、必ず来年の栽培で晴らす。
うまくいかなかった経験もまた、次の美味しさにつながる大切な財産だ。
半年の冬を越えて味わう、春の喜び
春の楽しみは、桜の開花だけではない。
ほぼ同じ時期に収穫を迎える「かき菜」と「サヤエンドウ」の初物を味わう瞬間だ。
半年以上前に種をまき、厳しい冬を耐え抜いてようやく収穫を迎える野菜。その一口には、言葉では表せない美味しさがある。
一年を通して、新鮮な野菜を届けたい。
その思いを胸に、今日も土と向き合い、一つひとつの作業を積み重ねている。