これまで新しい記事のアップロードは、Cursor Proに任せてきた。
丁寧で、確実で、頼れる相棒――それがCursorだ。
しかし、その丁寧さゆえに、利用料も少しずつ積み重なっていく。
「日々の記事の更新までCursorに頼るのは、少し違うのではないか」
そんな思いが、胸のどこかに芽を出し始めていた。
ホームページの構築や直販システムの開発など、農園の未来を左右するような重要な場面で、Cursor Proは大きな役割を果たしてくれた。
本来は、そうした「要所」でこそ働いてもらうべき道具なのだ。
畑で言えば、重機のようなものだ。
毎日の草むしりまで、重機を使う必要はない。
必要な場面で、必要な力を発揮してもらえばいい。
そこで今回、日々の記事の更新は、無料のVS Codeに任せることにした。
軽くて、気軽で、扱いやすい。
農作業で言えば、手に馴染んだ鍬のような存在だ。
そして本稿は、その切り替え後の記念すべき第1号となる。
「求めよ、さらば与えられん。」
そして、動けば道はひらく。
AIとの付き合い方も、農作業と同じだ。
試してみて、失敗して、また整えていく。
そうやって、自分に合ったやり方を見つけていくものだと思う。
今後は、Pythonによるバッチ処理で、自動化の仕組みも少しずつ整えていく予定である。
その設計は、Claudeに依頼するつもりだ。
Cursorは重機。
VS Codeは鍬。
Claudeは設計士。
それぞれの得意分野を見極め、適材適所で働いてもらう。
その結果として、農作業の合間に少しずつ育ててきたデジタルの仕組みが、また一歩、洗練された形へ進んでいく。
AIは魔法ではない。
道具であり、仲間であり、時に師匠でもある。
使い方を誤れば負担になる。
しかし、正しく使えば、大きな力になる。
AIとの距離感を見直した今日という日は、佐藤農園のデジタル化にとって、ひとつの節目になったと感じている。
そして明日もまた、畑の土を踏みしめながら、合間にキーボードを叩き、少しずつ仕組みを育てていく。
農園の営みとデジタルの営みが、静かに並走していく。
そんな日々が、これからも続いていく。