佐藤農園です。いつも「さとう米」を気にかけていただき、ありがとうございます。
今日は、皆さまにお伝えしておきたいことがあります。
今年の夏は、思っていた以上に天候が不順でした。雨の続く空を見ながら、「それでもまあ、なんとかなるだろう」と、どこか楽観していたところもあります。
ところが、ここにきて、稲穂に「茶化し」と呼ばれる着色が見え始めました。田んぼの際(きわ)の、ほんの一部の米粒です。例年にも見られる現象ではあります。よそ様の田んぼでも同様です。
それでも、今年は雨が続いている。まだまだ、続きそうだ。そして、日々田んぼを見ていると、少しずつ増えているようにも感じます。
このまま大丈夫なのか。収穫までに、どのような影響が出るのか。そして、皆さまにお届けする米として、品質を確保できるのか。
ここにきて、慎重に判断せざるを得なくなりました。
直販システムは、ほぼ完成しています。皆さまへのご案内も、目前まで来ています。しかし、今は一度、立ち止まるべきだと判断しました。
直販を始めることより、まず田んぼです。
正直に言えば、販売の準備を少し先走ってしまったのかもしれません。残された期間、できることは限られています。それでも、少しでも良い状態で収穫を迎えられるよう、今は稲の管理に集中します。
今回の見送りは、新しい取り組みをあきらめるということではありません。
いったん、立ち止まります。
収穫を終え、米の状態を確認し、皆さまに安心してお届けできると判断した時点で、改めて直販についてご案内します。
農業は、計画通りには進みません。天候も、稲の生育も、人間の思い通りにはならない。
だからこそ、最後は田んぼを見て判断する。それが、米をつくる者としての責任だと思っています。
楽しみにしてくださっていた皆さまには、申し訳なく思います。もう少しだけ、時間をください。
田んぼと向き合い、今年の「さとう米」を最後まで見守ります。
佐藤農園